2006年第1回のコーチングフェローズのセミナーは「みんなと仲良くなれる! 秘訣の最大要素!!〜観察力をコミュニケーションに活かす〜。」をテーマに、メインリーダーを松尾美奈子さん、サブリーダーを谷本昌啓が務めて行いました。

                            左から 松尾美奈子さん  谷本昌啓
 
 まずは松尾美奈子さんからの観察力についての説明。
 「実は観察力は皆さん持っているんです。」との有り難いお言葉、まずはその言葉を聞いてちょっと安心と言う気持ちと、本当に持っているのだろうかと言う不安もある中、ワークは進んで行きました。

 最初のエクササイズは「共通点ゲーム」 4人で一組になってお互いの共通点を見つけ合います。
 え? 初対面で共通点を見つけるの? とも思われましたが、実は探そうと思うと結構探せるんですよね。チームによっては「皆さん女性ですよね、」のような外見から始まって、「朝食摂ってきましたよね」、「電車で来ましたよね」のようなものまで事前に予想していたよりも色々な共通点を見つけることが出来ました。

 次のエクササイズは「誕生日ゲーム」、言葉を使わずに誕生日の順番に並ぶと言うモノ、これについても言葉を使わなくて誕生日順に並ぶことが出来るのか? と言う疑問もあったのですが事前の作戦会議と皆さんの観察力のお陰で2分もかからずに順番に並ぶことが出来ました。 意外と皆さん自分が思っているよりも観察力も言葉を使わなくても自分の意志を人に伝える力もありそうです。

 さらにエクササイズは続きます。その前にNLPに基づいた人のタイプについての説明があったのですが、人間は人によってその五感の使い方の優位性が違うとの事。主に視覚が強い人、聴覚が強い人、触・運動感覚が強い人がいるようなのですが、このタイプ分けを知っているだけでもコミュニケーションはうまく行きそうです。相手が視覚タイプの人だったら視覚に訴える、聴覚や触・運動感覚も同様ですし、逆に相手のタイプが分かればこちらもそのタイプに応じて対応をとる。単純な事ですが効果はありそうです。

 それを踏まえたエクササイズは視覚を使ったクイズ、聴覚を使ったクイズ、触運動感覚を使ったクイズへと進みます。例えば視覚を使ったクイズでは目の前の人を状態を目に焼き付けて、見た人が目をつぶっている間に、目の前の人がポーズをチェンジ、その後目を開き、違いと当てるというモノ。最初は無理かなとも思ったのですが、案外皆さんうまくそのクイズを当てることが出来たようです。


 休憩を挟んだ後には視覚・聴覚・触運動感覚の言葉を使ってチームで物語作り、これは自分が普段使っていない言葉を使うことになりかなり新鮮です。この自分の使ってない感覚の筋トレの様なワークを行った後に皆さんにはマイブーム等を話して貰い、フィードバックを頂ました。確かに相手を観察するだけでも価値はあるのかもしれませんが、それを使って相手に対して言葉をかけたりしてコミュニケーションを良くするとよりその観察の価値は増すのですよね。個人的にはこのフィードバック、それも気がついた翌日とかではなく、鮮度の高いその場で行うのが本当に重要だと感じました。

 最後に今日のワークを元にして今日学んだ観察力を普段の生活にどう活かすかのシートに記入を行いました。このシートに記入したことを忘れずに、実生活が豊かになることを心より願っております。

体験者の声(一部)
みなさんがとても親しみやすく、かつリーダーシップを発揮して下さり、とても楽しかったです。
初対面の方達ばかりなのに”場”の雰囲気がとても良かったです。
意欲的な方が多く、皆さんよく発言もされて、楽しかったです。
みなさんをはじめとするスタッフの方がとても明るかったので、私も明るくなれました。
                                    
他の回のホライズンの様子



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