今月の勉強会は、「あるがままの自分を解き放つ」をテーマに、コーチング・フェローズの谷本昌啓と河野雅がリーダーを務めました。

                                      左より 谷本昌啓 河野雅
 

 子供の頃は皆「あるがまま」で、エネルギーも高かったけれど、大人になるにつれ社会の常識や経験の中で、次第に自分を閉じこめるような蓋が出来てきてしまう・・・。
 「あるがままの自分を解き放つ」ためには、「自分のエネルギーの源泉」、自分が本当にやりたいことや大切にしたい価値観と、それに対する「蓋」つまり自分へ否定的な思いこみや、社会的な常識と真実を取り違えてそれに従っていること、この二つを見つけ、それぞれ必要な対応をすることによって、あるがままの自分は解き放たれていくのではないか。
 こうしたイントロダクションのあと、ふたり組みの自己紹介。「本当に、あるがままの自分を解き放ったら、何になるか・・?そしてそのココロは?」みなさん一体、何になっちゃうんでしょう!?
 「凄まじいエネルギーのほとばしる稲妻」「愛を届けるサンタ」「上昇しながら人を温かく照らす朝日」「疲れた戦士を癒すマドンナ」・・・あらアララ・・言ってるそばから、みなさん、もうそうなってますよぉー!早速解き放ってますね〜。

 続いて「エネルギーの源泉」探し。ペアになって、子供の頃好きだったことを、ずぅ〜っと聞いていきます。一通り出たところで、「はて、それがなぜ好きだったのか?」そのエッセンスを探していきます。その後グループで、気付きをシェア。エッセンスが今も変わらない人にとっては、まさに源泉が再認識できたり、忘れていた自分の「エネルギーの源泉」を改めて思い出した人もいます。ある参加者の方の、「子供の頃って、何も大それたことをしようとしたわけではないけれど、楽しいことを、ただシンプルに楽しんでいたんですよね。」という一言が印象的でした。「エネルギーの源泉」は、意外と「シンプルに楽しいこと」なのかもしれませんよね。


 みなさんそれぞれの「エネルギーの源泉」に触れたところで、次は、「蓋」探し。その源泉に「蓋」をするものは何か?

 リーダー自身の「蓋」経験談を交えたレクチャーのあと、「蓋」の例を挙げたシートを参考にしながら、自分自身に「蓋」をしている思い込みを探ります。
 ・今の仕事を続けないと、生きていけない。
 ・本音を言うことは、恥ずかしいことだ。
 ・人に嫌われてはいけない。
 等々・・・
ん〜〜・・。みなさん今度は真剣な表情です。なかには「あぁ〜、自分の蓋はまさにこれ・・。」とため息を漏らす人も。
 そして、谷本のリードにより、心の声に耳を傾けてもらうイメージ誘導を行いました。「エネルギーの源泉」や「蓋」に関して、みなさん自身の身体や心の声は何と言っているのでしょうか?
 「エネルギーの源泉」に触れて心が温かくなった人、「蓋」の声を聞いて改めて自分を見つめなおした人など、様々です。
 今回は、「エネルギーの源泉」と、「蓋」という二つに焦点を当てて、あるがままの自分でいるきっかけを見つけていただきましたが、ワークで盛り上がるのはもちろん、「蓋」にふれたことで、楽しいだけでは終わらないワークショップでした。

参加者のコメント:
・リーダー2人のいきが合っていたし、ご自分の経験を話してくださったのが、とても共感でき、わかりやすかったです。
・リードもワークの内容も、流れもとてもよかったです!!場の雰囲気もとっても盛り上がっていましたね。今日は来てよかったー!!
・忙しい感じだった。でも、限られた時間のなかで、素晴らしい効果が私にはありました。
・いつも通りわかり易く、表面的な事に終らせていないのが信頼できます。
・時間があればもっと良い。
・具体的で、楽しみながら参加できました。
・とても話しやすく、発言もしやすかった。
・ほんとによかったです!構成がよかった。


                                    
他の回のホライズンの様子



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