今回は先月に引き続いてコーチング・フェローズのスタッフがリーダとなり「自分を観る、自分を見直す」というテーマでワークショップを行いました。

 物の見方は、視点や見方によって大きく変わります。それは、自分自身に対する見方や評価も同じでこことのように感じる人も多くいるのでは?という問いかけから、また視点移動がひとつのキーポイントになるという話からワークショップが始まりました。

                                        左より 松尾和広 河野雅

 エクササイズの「自分を見直す」では、自分の長所を5個、短所を3個、書き出すことをやりました。すぐに書き始める人もいれば、少し考えてから書く人もいました。その後、3人一組になり、自分の書いた長所を見せて、他の方から「誉めてもらう」ということしました。自分が認めていることを他の方から誉めてもらうわけです。初対面同士でも書いてある言葉とその人から感じるものを話してあげることで、思いがけない気づきがあった方もいました。さらに自分の長所への思いを深めた方もいました。 
         
                 
 次に、自分の短所を他の2人に話し、これを「誉めてもらう」ということをしました。自分が短所と思っていることを他の2人の方から長所に変換してもらうわけです。視点の移動というわけです。自分の思い込みから抜け出るという点で、多くの方がそのような捉え方もあるのか!ということを実感されていました。

 休憩後、今度は未来へ視点移動ということで「10年後の自分」というエクササイズを行いました。目を閉じて、10年後の自分をイメージしました。リーダ側から、イメージをサポートする言葉、質問を投げかけ、イメージを膨らませてもらいました。目の前の空のイスに、長所を伸ばし、短所も活かした10年後の自分をイメージしてもらいました。その「未来の自分」から「今の自分へ」伝えたいこと、思ったことを感じてもらいました。深く感じ入った人もいて、とても良い雰囲気でした。

 そして最後は「3ヶ月後の自分」へ手紙を出すというエクササイズです。今回の勉強会で学んだこと、気付いたことを自分自身への手紙にして実際に封筒に入れて、住所も記載してもらいました。3ヶ月後にコーチング・フェローズから実際に参加者の方々へ投函されます。皆さんこれを聞いて真剣に自分自身への手紙を書かれていました。 
 
 最後には一言キーワードの発表が行いました。皆さんそれぞれの気づき・収穫をシェアして、セミナーの2時間はあっという間に終了しました。

 最後には一言キーワードの発表が行われました。皆さんそれなりに色々な学びがあり、それを持ち帰って頂いたようです。皆さんがそれらを実生活に生かされることを願ってやみません。


参加者のコメント:

すごくなごやかなムードで「本当に来てよかった」と思いました。
いつもアットホームな雰囲気に感謝しています。
スタッフの方も参加者の方も暖かさがあってなごみます。
短時間で充実した内容でした。
安心、安全な場になっていたと思います。

                                    

他の回のホライズンの様子



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