今回はコーチング初体験の方や興味を持っているが深く学んだことが無い!という方からのご要望にお応えして、コーチングの基本の「傾聴」と「質問」をテーマに、コーチングフェローズのスタッフがコーチングの勉強会を開催しました。

                            左より 斉藤真一郎 上条恵美子 河野雅

 アイスブレイク、自己紹介等を経てコーチングについての説明を行いました。
 コーチングフェローズではコーチングを「人が本当に充実した人生を生きるのをサポートする手法」であり、具体的には、コーチがクライアントの目標や課題についての話を傾聴し、効果的な質問やフィードバックを投げかけることにより、クライアントの気づきを呼び覚まし、より充実した人生を送れるようサポートすると考えている旨を伝えました。

 次に聴くことの大切さを知って頂くために、話を聴く側に「うなずかない」「あいづちをうたない」「話を奪う」などの行動をとって頂きました。このレクチャーを行った後に一部の方に感じたことを話して頂いたのですが、みなさん思ったよりも話の聴き手に力があることに驚かれたようでした。

 そして聴かれない体験の後には、話の聴き手に「うなずき、あいづち、くりかえし」をして頂き、話を聴かれる体験をして頂きました。みなさん、聴かれない体験、聴かれる体験、両方を体験して色々と得るモノがあったようです。


 その後斉藤真一郎のデモコーチングの後に、傾聴の仕上げとして今日学んだ事を念頭に話を聞くというエクセサイズ、レクチャーを受けるだけではなく、ここで今日学んだことを実際に行う事によって新たな気づきが生じたり、体に落とし込むことが出来るので、みなさん楽しみながらも真剣に行っていたようです。

 続いて、拡大質問のレクチャー及びエクセサイズ、行動に移す質問のレクチャーとエクセサイズが行われました。これらの質問については、コーチングを行っている人間にとっては当たり前のような質問なのですが、行動に移す質問はコーチング初心者の方とっては一般の会話ではあまり使わない斬新なものであったようです。

 最後には一言キーワードの発表が行われました。皆さんそれなりに色々な学びがあり、それを持ち帰って頂いたようです。皆さんがそれらを実生活に生かされることを願ってやみません。


参加者のコメント:

大変気さくな雰囲気で、あたたかく対応して頂き、参加しやすく良いと思います。
答えを教えられるのではなく、ワークショップを通じて自分なりに答えにたどり着く流れなので、身に付きやすく良いと思います。
わかりやすい言葉でかみくだいて説明してくれたところがよかったです。








                                    

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